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特別展「芭蕉とその時代」

 

企画展「芭蕉とその時代−江戸時代の文学・芸術、そして旅−

会期:11月2日〜12月16日
  (休館日:水曜日〔11月13日を除く〕)



 江戸時代の俳人松尾芭蕉は、元禄2年(1689)の「奥の細道」の旅を経て、「不易流行」の俳諧理念に到達し、元禄7年、日本文学史上に残る紀行文『おくのほそ道』を完成させました。
 江戸時代は、諸街道や航路の整備、物資流通の活発化などにより、庶民の間でも旅が一般化します。文学も雅俗が共存する多様化・大衆化の道をたどり、下級武士や町民なども文学の担い手となっていきます。また、茶道や文人の書画が独自の文化を形作りました。そうした中、俳諧の分野では、全国的に影響力があった流派「貞門」の北村季吟に学んだ松尾芭蕉は、それまで言語的遊戯であった俳諧を芸術の域まで高めたのでした。
 本展では、芭蕉の生き方、感性に影響を与えた、文学・芸術、そして旅の一端をご紹介します。芭蕉文学を理解する手がかりとしていただければ幸いです。

 


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日 時 令和6年11月10日(日)午後1時30分から(約25分)
参加費 入館料400円のみ(高校生以下、及び障がい者手帳をご提示の方は無料。)
    〔事前申し込み不要〕

2024.10.21:[企画展]

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